CIMG3718

元の状態です、土地全体より石の天端が低く、一定していませんでした。

CIMG3720

仕上がりの状態です、左の写真に比べて、だいぶ高くなりました。

CIMG3721

上の屋敷部分、以前は低く傾斜していました。

2015年、最初の仕事、今年の冬は暖かいですね。

地元、伊豆の国市内のお百姓さんの多い地区で、隣地との高低差のある、家どうしの境界になっていた、間知石の石積みが崩れ始めているので直してほしいとの依頼がありました。

全長18メートル、高さは1.5メートルほどです。依頼してくれたのは上の家(高い方)の方です、写真ではわかりづらいのですが、石積みの所々が、下の家の方へと押し出されていました。昔の仕事なので基礎はなく、石の裏もコンクリート詰めされていません、そこで一旦全部解体して、基礎コンクリートをしっかり打ってから,もう一度、外した石で一から積み直しました。

完全に、元と同じように一個一個、石の配置にするのは不可能ですが、新たに隣の石どうしが必ず3点は付いてグラグラしないように積み上げていきます。そして横に一列、一段積んだら裏に生コンクリートを詰めて補強していきました。石が一個一個がとても重くて、石の配置もなかなか一度には決まらず、何度も上下をひっくり返しては加工したりの繰り返しで、大変な作業でした。

完成すると、とても安定した仕上がりになりました。さらに仕上がりを元よりも高くしたこと、まっすぐにラインが揃ったこともあって、敷地がとても広々と、使いやすくなりました!。「これなら当分、崩れる心配もないね!、こらから広々と畑が出来るよ」と、お施主様も大喜びしてくれました。そのように言っていただけて、苦労の甲斐がありました。

少し残念なのは、仕上がりが良く見えるのは、代金を払っていただいた上の家ではなくて、下の隣の家の方だということですね、そう話しながら、お施主様と笑っていました。